ハヤカワ・ミステリ
あなたに不利な証拠として
ローリー・リン・ドラモンド著
警察官の半ノンフィクションです。
女性警察官にしぼり、警察としての生活、苦悩がもう、
きわめてなまなましく描かれています。
全10篇。
その中の1篇。
事故にあい、頭蓋が割れながらも、かろうじて生きている青年の
頭を、ずっと手でささえ、そして病院に連れて行く。
成年の呼吸、重さ、質感、体温、記憶。
そしてその後・・・
事実だけが淡々と、こころに刻まれながら進む。
文字を通してこれほど伝わるのか、と
読んでいてずっと驚いていた。
膨大な警察官のインタヴュー、手記をもとにした大作です。
ぜひ機会があれば読んでみてください。
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警官を志望する若きキャシーがマージョリーと出会ったとき、
彼女の胸にはステーキナイフが深々と突き刺さっていた。
何者かが彼女を刺し、レイプしたのだ。怯え、傷ついた彼女を慰めるキャシー。
だが捜査を担当したロビロ刑事は、事件を彼女の自作自演と断じる。
マージョリーに友情めいた気持ちを抱いていたキャシーだったが、どうすることも
出来なかった。それから六年後、キャシーとマージョリー、そしてロビロの運命が
再び交わるまでは…
MWA賞最優秀短篇賞受賞の「傷痕」をはじめ、男性社会の警察機構で
生きる女性たちを描く十篇を収録。
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀短篇賞受賞。
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